日が昇り朝日に照らされる富士山。
南アルプスの標高2600メートルにある幻想的な光景が望める山小屋で目撃されたのは…。
扉の下からひょこっと頭をのぞかせ、辺りをキョロキョロ。
部屋の中へと入ってきたかと思いきや外へ出たりと行ったり来たり。
その正体は、めったに人前に姿を見せないという珍客。
野生のオコジョだったのです。
千枚小屋 小屋番・南條さん:
オコジョだ!という感じですごくビックリしました。
山小屋で働くスタッフが休日の朝に部屋で寝ていたところ、オコジョが現れたといいます。
千枚小屋 小屋番・南條さん:
朝起きて換気のためにドアと窓を開けて二度寝をして、物音がしたので再度目を覚ますと、ベッドの下にオコジョがいた。
オコジョは“山の妖精”ともいわれ、準絶滅危惧種にも指定されているとても希少な存在。
撮影したスタッフによると、これまでに山小屋の近くで見かけることはあっても部屋の中に入ってくることはなかったといいます。
千枚小屋 小屋番・南條さん:
人の気配があると姿を消しちゃうんですけど、顔を合わせると興味があるのか結構ジロジロ見てくれる。やっぱかわいいなと毎回会うたびに思う。
もしかしたら山小屋から望める雄大な自然を見に来たのかもしれませんね。
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