プロ野球ドラフト会議で読売ジャイアンツから2位指名を受けた海星高校出身の浦田俊輔内野手が母校を訪れました。
契約金で母校や家族にプレゼントをしたいと心優しい一面も見せました。
KTN記者
「久しぶりの母校ですか?」
浦田選手
「はいそうです」「変わってないなというのが第一印象です」
長崎市の海星中学・高校を訪れたのは浦田俊輔 内野手(22)です。
俊足巧打のショート、浦田内野手は進学した九州産業大学で1年秋からレギュラーとして活躍。
福岡六大学リーグで通算2度のMVPや3度の盗塁王に輝き、10月のプロ野球ドラフト会議で読売ジャイアンツから2位指名を受けました。
11日は母校の後輩約1100人を前に指名を受けた喜びを語りました。
浦田俊輔 内野手
「海星中学・高校の5年間がなければ今の自分はない」「プロ野球という厳しい世界に入るが、またこうして皆さんにいい報告ができるよう頑張りたい」
浦田内野手は中学2年の夏に海星に転校し、高校2年のときには夏の甲子園に出場しました。
県大会では左手を骨折していながらホームランを打ったエピソードも残っています。
ケガに悩まされた経験から大学ではフィジカルトレーニングを重視し、一回りも二回りも体が大きくなったといいます。
KTN記者
「私、身長181センチあるんですけど、浦田選手は?」
浦田選手
「171センチです」「低い選手のそれに合ったプレースタイルであったり、大型選手ができないプレーはできると思っているので」「大きい選手に負けないように頑張りたいなと思います」
将来のスター選手を期待して後輩たちはサイン攻めです。
サインをもらった生徒
「知ってました、甲子園見てたんで」「ショートでレギュラー取ってほしいです」
野球部 田端壮太朗主将(2年)
「色んなことに関してストイックにやっているところがすごいなと思います」「MVPだったり、首位打者を取ってほしいと思う」
浦田選手の初年度の目標はレギュラーの証である「規定打席到達」
その先には「15年間現役」を掲げています。
浦田選手
「(契約金の使い道は?)海星高校と九州産業大学に贈り物をしたいと思っているので、まずはそれが1つと、家族に」「お礼のプレゼントをしていきたいなと思います」「一緒にお買い物に行って決めようかなと思います」
浦田選手は今後、巨人と正式に契約を交わし、プロへの第一歩を踏み出します。
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