愛媛県西条市の養鶏場で死んだニワトリが複数見つかり、検査の結果、高病原性鳥インフルエンザと確認されました。県は24万羽の殺処分など、感染の拡大防止を急いでいます。

西条市の養鶏場で9日、「ニワトリが死んでいる」と県に通報があり、遺伝子検査を行った結果、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザと確認されました。

県は10日朝、対策本部会議を開き、中村知事が殺処分など感染拡大の防止を指示しました。

中村知事:
「本県では令和3年シーズン以来、3年ぶりの発生となります。このあと関連農場を含めた3戸約24万羽の殺処分を、速やかに実施することと致します」

県内の養鶏場での鳥インフルエンザの発生は2022年1月以来で、県は隣接する施設などを合わせた3つの養鶏場で飼育する、約24万羽の殺処分を24時間態勢で進めていて、5日から1週間ほどかかる見込みです。

中村知事:
「毎日毎日の状況確認が大事で、もし確認された場合は、速やかに対応するということを繰り返していくことに尽きると思ってますので、緊張感をもって当たることが何より大事だと思います。」

県内で100羽以上のニワトリやキジを飼う、他の113の農場で異常は確認されていません。

県は鶏肉や卵を食べることで、人が鳥インフルエンザウイルスに感染する心配はなく、冷静な対応を呼びかけています。

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