お正月のおせち料理に欠かせないレンコン。宮城県栗原市では特産の「伊豆沼レンコン」の収穫が最盛期を迎えています。
国内有数の渡り鳥の飛来地、伊豆沼の近くに広がる約2.5ヘクタールの畑では、12月10日もレンコンの収穫が行なわれていました。専用の機械を使って1本ずつ泥の中から掘り出し、最盛期の12月には1日に300キロほどを収穫します。
この地域では40年ほど前、減反した田んぼを利用してレンコンの栽培が始まりました。現在は10軒ほどの農家が取り組み、栗原市特産の「伊豆沼レンコン」として親しまれています。今シーズンは台風などの被害もなく、順調に生育し肉厚なレンコンになったということです。
レンコン農家 千葉仁さん
「やはりレンコンの場合、寒暖差が大きくなればなるほど糖分を蓄えて甘味が増すので、12月が一番レンコンの旬なので、おいしいのをみなさんに食べてもらいたいと思います」
「伊豆沼レンコン」の収穫は2025年4月まで続き、県内のスーパーなどで販売されます。
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