人や物の流れが多くなる年末年始を前に交通機関や運送会社での安全総点検が12月10日から始まりました。タイヤの脱落事故の防止へ意識を高めます。
東北運輸局では運送事業者の安全意識を高めようと毎年この時期に立ち入り点検を実施しています。
10日はジェイアールバス東北盛岡支店(岩手県盛岡市)に岩手運輸支局の支局長や専門官など6人が訪れ、日頃行われている確認作業を視察しました。
タイヤのボルトの締め具合やライトが正常に点滅するかなどを運転手が適切に点検しているか確認していました。
2023年度車輪の脱落事故が東北管内では41件発生していて、このうち県内の事業者は11件と最も多かったということです。
東北運輸局岩手運輸支局 佐々木久哉支局長
「一丸となって安全に対する意識を向上させて、事故の無いようにこの年末年始を過ごしていただきたい」
岩手運輸支局では2025年1月10日まで県内10の事業者で立ち入り点検をすることにしています。
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