山陰地方は非常に強い寒気の影響で、18日夜遅くから山地で警報級の大雪となる恐れがあります。また鳥取県の沿岸部では、大雨による土砂災害に注意が必要です。
18日早朝、鳥取空港で撮影された「ろうと雲」です。山陰沿岸に発達した積乱雲が発生した際に見られる現象です。山陰地方は、18日夜から19日にかけて上空に非常に強い寒気が南下し、発達した雪雲が流れこむ見込みです。20日朝までの48時間に予想される降雪量は、山地の多い所で鳥取県が70センチ、島根県が45センチで、雪雲が予想以上に発達した場合は警報級の大雪になる恐れがあります。積雪や路面の凍結、重く湿った雪による電線や樹木への着雪被害などに注意が必要です。
また、鳥取県の沿岸部では断続的に雨が降り、20日朝までの48時間に予想される降水量が、多い所で90ミリとなっていて、土砂災害にも注意が必要です。現在晴れている所でも天気の急変にご注意ください。
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