高値が続く野菜の今後の見通しや正月の縁起物についてご紹介します。
うっすらと雪が積もった新潟市中央卸売市場では、12月23日朝も威勢の良い掛け声のもと、セリが行われていました。
【記者リポート】
「鍋に欠かせない白菜やネギなどがずらりと並んでいますが、いま野菜は全体的に高値で取引されているといいます」
今年は厳しい残暑により、9月~10月にかけ高温が続いたことなどによって、本来なら今の時期に出荷される野菜の量が少ないということです。
特に高値となり、消費者を悩ませているのがキャベツで例年の2倍以上の価格に。
また、鍋物に欠かせない白菜やネギのほか、キュウリやトマトも高値となっています。
さらに、12月は関東地方の降水量が少なかったため、年明け以降も野菜の出荷量は全体的に少ない見通しで…
【新潟中央青果 早川隆行 取締役】
「県内の産地から県外の方に流出している品目が結構ある。県外の相場にある程度付随した中で県内の相場も上がっている」
野菜の高値が続く中でも、市場関係者は新潟の厳しい冬を乗り越えて収穫される野菜をおすすめします。
【新潟中央青果 早川隆行 取締役】
「冬の寒締めという形で、締められて非常に甘くおいしくなってくるので、ぜひ野菜をいっぱい食べていただきたい」
また、正月に向け縁起物として知られるクワイや大口レンコン・ユリネの集荷が始まっています。
【新潟中央青果 早川隆行 取締役】
「こういった正月食材を食べていただいて、新年の新しい年を迎えていただければ」
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