建物から勢いよく噴き出す煙。
周囲には消防などのサイレンが鳴り響き、付近にいる人は心配そうに見つめています。
交通量の多い場所で突然、爆発が起きました。
12日午後12時10分ごろ、通行人から「爆発があった」と消防に通報がありました。
消防などによると、爆発があったのは大阪市にある下水施設内。
雨水などをためる場所で起こりました。
窓ガラスは粉々に吹き飛び、建物の屋根付近は黒焦げに。
外にあるフェンスは大きく傾き、倒れているのが分かります。
さらに、施設内にある車が爆発の衝撃で横転しているのも確認できます。
爆発が原因とみられる被害は、道路を挟んだマンションでも。
ベランダのガラスを見ると、割れているのが確認できました。
マンションに住む男性は当時の状況を、「1回目はドーンという音。マンションに車でも突っ込んだと思った。揺れたから。2分ぐらいしたら2回目の爆破。2回目で(ガラスが)割れたと思う。それがボーンって。ベランダから前を見たら炎と黒い煙が上がってて、みんな窓割れていたから爆破だと思って」と説明しました。
男性の部屋のベランダでは、割れたガラスが散乱していました。
この爆発で、市の職員など4人が顔を切るけがなどをしました。
大阪市によると、臭気対策のためマンホールの周辺を埋める作業を終え、排水ポンプの試運転を始めたところ、爆発が起きたということです。
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