福岡県警の機動隊に夏の人事で異動した新配属の隊員が、20日、基礎教育の総仕上げとなる訓練に臨みました。

北九州市の福岡県警第2機動隊のグラウンドで行われた訓練には、9月3日付の人事異動で新たに機動隊(第1機動隊、第2機動隊、九州管区機動隊)に配属された50人の隊員が参加しました。

配属から2週間あまりの期間でみっちり基礎を仕込まれた新配属の隊員にとっては、その成果を披露する総仕上げの訓練です。

隊列の組み方や盾の扱いなど警備の基本動作に続いて、より実践的な訓練に臨みます。

暴動の鎮圧を想定し、いち早く現場に駆けつけ、武器を持った相手の攻撃から盾で身を守りながら、隊列を組んで制圧する手順を実践しました。

訓練を視閲した末次敏男警備部長は「今後の大規模警備や災害対策などに向けて気力、体力、技術を高めてほしい」と隊員を激励しました。

◆福岡県警 第2機動隊 大石安紋巡査
「配置された部門で全力を尽くして、県民の皆様の安全安心のために尽力していきたい」

総仕上げの訓練を終えた隊員たちは、21日から県内各地で警備や災害対応の最前線に立つことになっています。

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