酒を飲んで車を運転した疑いで土木作業員の男が逮捕されました。男は、自転車に乗っていた小学生をひき逃げした疑いもあるとみられています。

酒気帯び運転の疑いで逮捕された福山市引野町の土木作業員、広谷義登容疑者(54)は、今月6日午後2時半ごろ、福山市南本庄町で、酒を飲んだ状態で軽自動車を運転した疑いが持たれています。

広谷容疑者の呼気からは基準値の2倍のアルコールが検出されていて、警察の調べに対し広谷容疑者は容疑を認めています。

現場近くでは自転車2台が車にはねられ、運転していた小学生の女子児童2人が軽いケガをする事故があり、児童の母親から通報を受けた警察が、近くの駐車場で車に乗っていた広谷容疑者を見つけたということです。

警察は、広谷容疑者が自転車にぶつかり小学生にケガをさせたにも関わらず、その場から立ち去ったとしてひき逃げの疑いも視野に捜査しています。

警察によりますと今年、福山東警察署管内で飲酒運転で検挙した件数は、8月末までに59件と去年の同じ時期より26件増加していて、県内で最も多いということです。

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