秋田県大館市の消防職員が7月と8月の2回にわたり、庁舎内にある女性専用エリアに侵入して女子トイレのドアを開けたとして、停職3カ月の処分を受けた。侵入した目的は分かっていない。

停職3カ月の懲戒処分を受けたのは、大館市消防本部大館市消防署の分署に勤務する40代の男性係長。

男性係長は7月と8月にそれぞれ1回ずつ、消防庁舎内の女性専用エリアに侵入し、女子トイレのドアを開けたという。

7月に侵入した際にほかの男性職員が目撃したことで発覚し、これまで調査が進められていた。

男性係長は聞き取りに対し、侵入した理由などについて明確に答えていないという。

大館市消防本部の虻川茂樹消防長は、「消防職員による非違行為は、関係職員や市民の信頼を損ねる行為で、誠に遺憾。二度とこのようなことがないよう規律意識の向上を図り、信頼回復に努める」とコメントしている。

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