JR陸羽東線の早期復旧と存続を願う1万5000人余りの署名が集まった。署名は早ければ11月上旬、JR東日本に届けられる。

署名活動を行ったのは、JR陸羽東線の存続に取り組む市民団体「りくとうサポーターズ」。
ことし6月、最上駅の管理運営を行う会社員や陸羽東線の運転士など20人余りで結成し、利用促進の取り組みを続けている。

陸羽東線は7月の大雨による土砂崩れで線路が寸断された。
運休によるバス代行輸送が続く中、早期復旧と路線の存続を訴える署名が9月には1万4000筆を超え、15日、目標としていた1万5000筆に到達した。

(りくとうサポーターズ共同代表・大石紳一郎さん)
「代行バスは運行してくれているが『今までよりずっと不便』という声が届いている。生活の足であり観光の面でも欠かせない路線。地域の熱意をわかってほしい。要望以外にも鉄道を活用した活性化事業を宮城と連携しながら各駅で行っていきたい」

地域の足を守る「りくとうサポーターズ」。
集めた署名は早ければ11月上旬にJR東日本に届ける予定。

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