10月21日の朝は冷え込みました。放射冷却の影響で各地で気温が下がりました。長野県内30の観測地点のうち25地点で今シーズン一番の寒さとなりました。日中は晴れて気温が上がりましたが、冬の足音が確実に近づいています。

芝生をびっしりと覆った霜。南牧村の野辺山高原は21日朝、0.6度まで気温が下がりました。

朝日に照らされた池の水面からは、水蒸気が立ち上っていました。

ほとりの木々は赤く色づいています。

通学の子どもたちや散歩する人たちも厚手の上着を着たり、手袋を着けたりして寒さ対策していました。

子ども:
「急に寒さが来たらから『うわっ』て感じでびっくりした」
「ジャンパー着ました。1回取りに(家に)帰りました。ジャンパー着ないで出てきたので」

散歩する人:
「数日の中ではしみたね、きょうは。風が刺さるような冷たさがある」

放射冷却の影響で県内は各地で気温が下がり、上田市菅平0.6℃、松本市今井0.9℃など30地点中25地点で今シーズン一番の寒さとなりました。

日中は晴れて気温が上がり、長野19.7℃、松本19.1℃など気温差の大きい一日となりました。

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