北九州市小倉北区の複合施設「リバーウォーク北九州」のシネマ棟3階に25日、書籍や文具を取り扱う「丸善リバーウォーク北九州店」がオープンする。報道関係者向けの内覧会が24日にあった。
丸善ジュンク堂書店(東京)によると、書籍の売り場面積は約700平方メートルで、児童書やコミック、雑誌、文庫本、実用書を中心に約17万冊を用意。コミックエリアには北九州市出身のイラストレーター、わたせせいぞうさんの作品コーナーもあり、本人のサイン色紙を展示している。この他、文具や雑貨、カレンダーなども取りそろえている。
また、丸善の店舗内に西日本で初めて「まなびのエリア」(約130平方メートル)を設け、今後、親子向けのイベントや講座、ワークショップなどを実施する予定。
まなびのエリアを運営する丸善雄松堂(東京)の渡辺昌さん(51)は「『地域に学びとにぎわいを創出する』というコンセプトで運営していく」と話す。
丸善リバーウォーク北九州店の四元(よつもと)博之店長(60)は「(リバーウォーク内に入る)北九州芸術劇場やゼンリンミュージアムなどとコラボし、地域活性化も視野に入れたい。地域の方々に身近に感じてもらい、家族で利用してもらえたら」と来店を呼びかける。
営業時間は午前10時~午後8時。【城井謙治】
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