正月飾りに欠かせない松の競り市「松市」が仙台市中央卸売市場で開かれました。

松市は正月飾りなどに使うため松の需要が高まる、この時期に1日だけ開かれる年末恒例の競り市で、12月4日は仲卸業者など約100人が参加しました。競りには定番の「若松」、根が付いた「根引松」など約10種類が並び、競り人のかけ声のもと仲卸業者たちが指の動きで値段を示し、約4万本を競り落としていきました。

市場関係者によりますと、生産者の高齢化などにより入荷量は例年よりやや少なく、さらに人件費や肥料の高騰もあり、取引価格は例年よりやや高いということです。

仙花 石井明浩さん
「春先からの暑さの影響を心配していたが、生産者の努力もあっていい状態の松が入荷した。縁起物なので来年がよくなるように飾ってもらいたい」

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