サッポロビールは酒類の主力生産拠点である千葉工場(千葉県船橋市)の使用電力を2025年1月1日から全て再生可能エネルギー由来にする。敷地内にある製缶大手の大和製缶(東京・千代田)の工場を含めて、年間約1万8000トンの温暖化ガス削減を見込む。
千葉工場はサッポロビールの酒類の総生産量の約4割を占め、国内工場のなかで最も電力を消費しているという。取引先である大和製缶との協業により、サプライチェーン(供給網)全体の温暖化ガス排出量である「スコープ3」の削減を実現する。
サッポロビールはグループ全体で50年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロにし、使用電力を100%再生可能エネルギー由来にする目標を掲げている。
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