対局に臨む山崎隆之八段(右)と佐藤天彦九段=22日午前、東京都渋谷区の将棋会館(酒井真大撮影)

将棋の藤井聡太棋聖(21)=竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将=への挑戦権を懸けたヒューリック杯第95期棋聖戦(産経新聞社主催、ヒューリック特別協賛)の挑戦者決定戦が22日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指され、後手の山崎隆之八段(43)が佐藤天彦九段(36)に182手で勝ち、藤井棋聖への挑戦権を獲得した。

山崎八段の棋聖挑戦は初めて。山崎八段は広島市出身で森信雄七段門下。平成10年4月に四段プロデビューした。21年9月の王座戦五番勝負以来、2回目のタイトル戦出場で初タイトルを目指す。棋戦優勝は8回を数える。藤井棋聖との公式戦はこれまでに2局あり、1勝1敗だ。

棋聖戦五番勝負は6月6日、千葉県木更津市の龍宮城スパホテル三日月で開幕する。

対局に臨む山崎隆之八段(右)と佐藤天彦九段=22日午前、東京都渋谷区の将棋会館(酒井真大撮影)
1手目を指す佐藤天彦九段(左) 右は山崎隆之八段=22日午前、東京都渋谷区の将棋会館(酒井真大撮影)
感想戦で対局を振り返る佐藤天彦九段(左)と山崎隆之八段=22日午後、東京都渋谷区の将棋会館(岩崎叶汰撮影)
感想戦で対局を振り返る山崎隆之八段=22日午後、東京都渋谷区の将棋会館(岩崎叶汰撮影)
感想戦で対局を振り返る山崎隆之八段=22日午後、東京都渋谷区の将棋会館(岩崎叶汰撮影)

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