福岡県筑紫野市にある西鉄の車両基地で11日、大地震への対応訓練が行われました。
◆車掌
「先頭車両脱線しておりますので、近づかないようにお願いいたします」
訓練は、震度6強の揺れで電車が脱線したとの想定で行われました。
◆車掌
「私たちが必ず誘導しますので」
運転士や車掌は、混乱する車内で負傷者の手当などにあたったほか、非常用のはしごなどを使い車外へと乗客を誘導しました。
訓練には警察・消防関係者なども参加し、避難や負傷者の搬送などの流れを確認しました。
◆西日本鉄道 久木田桂一 運転車両部長
「福岡では2005年に西方沖地震以来、大きな地震が起きていないため、社内で危機感が希薄になっている。教育を日頃からしっかりやっていきたいと思っております」
西鉄は今後も、災害や事故など様々な有事に備えた訓練を実施していくということです。
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