勝山市にある老舗の酒蔵で、24日新酒の初搾りが行われました。例年通りのみずみずしい酒に仕上がったようです。
勝山市の一本義久保本店では24日、新酒ができたことを告げる酒林という杉の玉が飾られました。
この酒蔵では、奥越固有の酒米「越の雫」を使って仕込んだものを20日間発酵させ、初搾りを迎えました。
黄金色に輝く出来たての新酒を杜氏が口に含み味を確認しました。2024年は仕込みの時期に入っても気温が高く、温度管理に苦労したそうですが、みずみずしさが口に広がる例年通りの新酒に仕上がったということです。
杜氏は「非常に暑い夏だったので、例年以上に注意深く仕込んで、いつも通りのうるおいのあるおいしいお酒に仕上がった。11月にはカニが解禁になるので合わせて飲んでもらえると非常においしいと思う」と話しています。
新酒「ハツシボリ」は24日夜から県内439軒の飲食店限定で提供されます。一般の小売店などでは、11月7日から店頭に並びます。
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