住友生命保険は5日、大阪市内で障害者の就労を支援するシンガポールのNPO法人「TomoWork(トモワーク)」と意見交換会を開いた。障害者に必要なキャリア教育などについて幅広く意見を交わし、障害者雇用の後押しにつなげる。
トモワークでトップを務める百田牧人氏は住友生命の社員で、2021年にトモワークを立ち上げた。障害者にデジタルマーケティングやデータ分析などのスキルを身につけてもらう就労プログラムを提供している。
意見交換会では住友生命の特例子会社であるスミセイハーモニー(大阪市)の幹部らと障害者の採用方法や障害を理解する取り組みなどについて意見を交わした。百田氏は障害者雇用について「簡単な作業ではなく、より付加価値の高い仕事をしてもらうことが重要だ」とし、「今日の意見はトモワークの中長期ビジョンづくりに生かしたい」と話した。
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