滋賀県彦根市のキャラクター「ひこにゃん」の18回目の誕生日を祝うセレモニーが13日、彦根城で開かれた。彦根城主だった井伊家の18代当主でファンクラブ会長の井伊直岳さん(54)が花束を贈呈。ひこにゃんは体を揺らして喜んでいる様子だった。
会場には約500人のファンらが詰めかけた。ライバル「わるにゃんこ将軍」や、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も駆けつけた。和田裕行市長は「ひこにゃんをお祝いするように桜が満開で残っている。最高の誕生日になったと思う」と語った。
ひこにゃんは、彦根藩2代藩主、井伊直孝を寺の門前で手招きして雷雨から救った伝説が残る招き猫と、戦国時代に井伊軍団の象徴となった赤いかぶとを組み合わせて生まれた。平成19年の「国宝・彦根城築城400年祭」のイメージキャラクターとして登場した。
公募で名前が決まった18年4月13日を誕生日とし、市の特別住民票に記載されている。
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