春高バレー宮城県大会が10月24日に開幕しました。来年1月の全国大会出場を目指し、男女それぞれ16校による熱い戦いがスタートします。
いよいよ開幕した春高バレー宮城県大会。試合に先立って行われた開会式では選手を代表し、古川学園音川南季キャプテンが「喜びや感動を与えられるよう仲間と共に一球一球思いを込めてプレーします」と選手宣誓を行いました。
24日は男女の一回戦それぞれ8試合が行われ、このうち男子は3連覇を目指す第1シード東北が石巻と対戦。今年磨いてきたコンビバレーを武器に相手を圧倒。ストレートで勝利をおさめました。
第2シード仙台商業は登米総合産業との初戦。序盤こそ相手にリードを許すものの、2年生エース高橋伶選手に強烈なスパイクが飛び出すなど随所で相手を圧倒。ストレート勝ちで準々決勝にコマをすすめました。
仙台商業 高橋伶選手(※高の字は“はしごだか”)
「最初は少し緊張していて体が硬かったが、試合をやっていくうちにほぐれて、自分のいいプレーがだせた。気を引き締めて次もしっかり勝って決勝まで駒をすすめたい」
一方の女子、第1シード古川学園は初戦で仙台育英と対戦。世代別日本代表にも選ばれている古学のスーパールーキー工藤光莉選手が、初の春高にもかかわらず豪快なスパイクを叩き込むなど躍動。危なげなくストレートで1回戦を突破しました。
第2試合ではシード校の東北生活文化大高が聖ドミニコ学院と対戦。聖ドミニコは武器である守備からリズムを作り、エース・高橋茶理愛選手などが次々と得点。シード校をストレートで下し、古川学園との準々決勝にコマを進めました。
聖ドミニコ 高橋茶理愛選手
「すごく緊張したんですけど、負けたら終わりの大会なので楽しむのを1番にしてやりました。(古川学園相手に)どれだけ戦えるかが、自分がやってきたことを全部出して正々堂々戦います」
この他の試合結果です。
まず男子は第3シード古川工業がストレート勝ちで1回戦を突破。第4シード仙台育英も準々決勝にコマを進めています。女子は、第2シード利府が順当に1回戦を突破。第3シードの尚絅学院もストレート勝ちで突破を決めています。
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