その年の世相を表す「今年の漢字」が、12日、「金」と発表された。さまざまな出来事があったこの1年、県民にとってことしを表す漢字は何か聞いてきた。
京都の清水寺で12日に発表された「今年の漢字」、30回目の今年は「金」。
金が選ばれるのは2021年に続いて5回目で、パリ五輪・パラリンピックでの金メダルや新紙幣の発行・政治の裏金問題・闇バイトによる強盗事件などが注目された年だった。
(リポート)
「ことしも残すところあと20日あまり。県民のみなさんにとっての『今年の漢字』を聞いてみます」
ことしを表す漢字は人ぞれぞれ。街で多く聞かれたのは新しい生活環境にまつわる一文字だった。
(大学1年)
「『新』です。ことし大学生になり、今までとは違う友達やサークル活動も初めて。初めてのことが多かったので『新』」
(製造業会社員)
「『新しい』という字。ことし社内で部署異動があって新しい仕事を始めた。いろいろなお付き合いが始まったので『新』にした」
(高校生)
「『急』。ことし高校に入学しすごくバタバタしていたなと。勉強も難しくなって、テスト前に急いでこれやってない…みたいなのがあった」
一方、辛かった出来事を振り返った人も…。
(50代)
「『苦』。コロナとインフルエンザと溶連菌とトリプルでなて苦しんだ。来年は病気しないこと、これだけ」
(高校生)
「『辛』。ことしは就活の時期で、何回も履歴書を書かないといけなくてやり直しがとても辛かった。(Q.就職先は?)スーパー関係に決まった。みなさんに笑顔を届けたい。そして今は『幸』になりました」
ほかにもこんな漢字が…。
(高校生)
「ことしの漢字は『暑』。ことしは去年よりも気温が高くて、とても暑くて過ごしづらかったから。サクランボとかもダメになった。それもあってことし暑さに驚いた」
さまざまな出来事があった1年。
これから迎える2025年を終えるころ、どんな一文字が「今年の漢字」に選ばれるだろう。
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